犬のような猫!?

私が飼っている猫は、犬のような猫である、というと多くの方が驚きます。それは当然です。ですが本当にそうなのです。犬のような、と言っても、私の猫は行動が「犬」なのです(耳が下がっている猫もいる、と聞いたことはありますが)。隣に回覧板を回す時には、一緒に付いて来てしまいます。庭作業をする時にも、一緒に隣を歩いて来ます。

どうしてそうなのでしょうか、と考えると、思い当たることがありました。それは、私の飼い猫は、瀕死の野良猫だったのです。寒くて凍えていたところを保護した猫です。もしかすると、命を救って貰ったという気持ちが彼(性別を言い忘れましたが、オスです。)にはあるのかも知れません。
一見すると、猫は、自由気ままに外を歩き回る動物であると思われています。一方、猫程には犬は自由に動き回りません。なので行動範囲という点で見ても、犬のほうが飼い主は何処にいるのかが分かり易いものです。
私の家の猫は、完全に室内で飼っている訳では無いのに、犬並み(?)行動範囲が狭い猫です。彼は自分のことを、他の猫や、別種である犬と比較しているかどうかは勿論分かりません。ですが彼と会った人は皆、口を揃えて「当に犬だ!」と言います。もしかしたら、前世は犬で、無意識的に記憶が残っているのでは?、と思ってしまいました。
特別に躾を施した訳でも無いのに、不思議なものですね。もっとも、私自身は彼に感謝されたいと思っているわけではありませんが、先述した通り、彼には拾われた記憶が今でも鮮明にあるのかもしれません。
実際に、彼のお世話は順調とは言えない日々もあったことは事実です。相手は猫、人間とは違う所も多く、世話に困る経験もありました。「捨てずに飼う」ということは、当然のことです。ですが、実際に飼う者は、飼ったことが本当に正しかったのか、思い悩む日々を送ることがあるでしょう。「実際に」飼うということは、全く言葉で簡単に言うこととは違うのですね。
そういえば、動物愛護に力を入れる人物としても知られるピアニスト、フジコ・ヘミングさん。彼女は沢山猫を飼っています。彼女も野良猫を保護してそのまま飼っているのだと、ご自身の著書やインターネットのインタビュー記事でも話していました。ペットを飼う者の一人として、単にうわべだけで無い動物愛護を実践する彼女を見習いながら、今日も彼のお世話に励みます。
この記事を読まれた皆さんが(勿論、猫以外のペットを飼われている方も)@、快適なペットライフを送られることを、心からお祈り致します。
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